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マイボトルとペットボトルを比較!メリット・デメリットや環境問題について

マイボトルを持ち歩く人が増えているけど、ペットボトルと何が違うのだろうかと考えている人は多いのではないでしょうか。

マイボトルの持ち歩きは、金銭面でのメリットがあるだけでなく、環境にもやさしくできる行動です。

この記事ではマイボトルとペットボトルを持ち歩いた時の比較や、ペットボトルの環境問題について解説します。

ペットボトルとマイボトルを比較して違いを知れば、きっとマイボトルを持ち歩きたくなりますよ。

マイボトルとペットボトルを比較

ペットボトル

マイボトルとペットボトルの持ち歩きには、それぞれメリット・デメリットがあります。

そこで、マイボトルとペットボトルの持ち歩きについて「利便性」「金銭面」「環境面」の3点で比較をおこないました。

それぞれの違いを知りたい人は、参考にしてくださいね。

 利便性

1つめの比較ポイントは、利便性です。

マイボトルとペットボトルの利便性について、メリット・デメリットは以下まとめました。

メリットデメリット
マイボトル・保温性が高い
・衝撃に強い
・繰り返し使える
・他人の飲み物と区別できる
・おしゃれ
・重い
・飲み終わっても荷物になる
・手入れの手間がある
ペットボトル・軽い
・飲み終わったら捨てられる
・手入れの手間がない

・衝撃に強い
・残量が見える
・保温性が低い
・他人の飲み物と区別しにくい
・購入の手間がある

利便性について、感じ方は人それぞれです。保温性やデザイン性などを重視し、洗って繰り返し使うことに手間を感じなければマイボトルの選択をおすすめします。

一方で手間や少しでも持ち運びの負担を減らしたい人は、ペットボトルを選択すると良いでしょう。

金銭面

2つめの比較ポイントは、金銭面です。

マイボトルとペットボトルの金銭面における、メリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
マイボトル・ボトル購入時の初期費用のみ
・ボトル持参で割引対象のお店を利用できる
・ボトル購入時の初期費用が必要
ペットボトル特になし・飲料代が毎回必要

金銭面では、マイボトルに大きなメリットがあります。自宅ではほぼ無料で補充できるでしょう。

また近年の環境状況から、マイボトルで水が補給できるように「ウォーターサーバー」や「ウォータースタンド」を設置する企業や学校などが増えています。

そのため、出かけ先でも水を補給しやすい環境となってきました。

金銭面を重視する人も、マイボトルを選択するのがおすすめです。

環境面

3つめの比較ポイントは、環境面です。

マイボトルとペットボトルの環境面における、メリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
マイボトル・CO2排出量が削減可能
・海洋プラスチックの削減可能
・使用回数が少ない場合、環境へ悪影響となる
ペットボトル特になし・CO2排出量を増加させる
・海洋プラスチックを増加させる

マイボトルは10~12回の使用でペットボトルよりも、CO2排出量が少なく環境にやさしいといわれています(注1)。

またペットボトルの使用は、海洋プラスチックごみの増加にもつながります。

海洋プラスチックごみとは、私たちの生活や事業活動などで排出されたプラスチックが、適切に処理されず海に流れ着いたものです。

環境のことを考えるのであれば、マイボトル1択といえるでしょう。

ペットボトルの環境問題について

投棄されたペットボトル

ここまでペットボトルとマイボトルを比較してきましたが、ペットボトルによる環境問題についても触れておきます。

ペットボトルの環境問題は深刻です。ペットボトルは海洋プラスチックごみ増加の原因になります。

なぜならペットボトルは、プラスチックと同じ原料でつくられているからです。

ペットボトルはポリエチレンテレフタレートと呼ばれる、石油由来の原料から作られています。このポリエチレンテレフタレートは、プラスチックにも含まれているのです。

そのためペットボトルも海洋プラスチックごみとして扱われています。

海洋プラスチックごみが与える悪影響は、以下の4点です。

  1. 海に住む生物が減少する
  2. 人体の健康を損なう可能性がある
  3. 漁獲量が減少する
  4. 観光客が減少する

順番に悪影響について、解説していきますね。

海洋プラスチックごみは海洋だけでなく、私たちの生活や健康にも悪影響を及ぼします。

海に住む生物が減少する

1つめの悪影響は、海に住む生物が減少することです。

劣化して割れたペットボトルのかけらを海の生物が飲み込むと、最悪の場合は命を落としてしまいます。

劣化して直径5mm以下になったプラスチックごみを「マイクロプラスチック」と呼びます。

マイクロプラスチックは小さいプラスチックごみなので、生物の体内から取り出すことが困難です。

海の生物を守るためにも、ペットボトルの使用は控えたほうがよいでしょう。

人体の健康を損なう可能性がある

2つめの悪影響は、人体の健康を損なう可能性があることです。

マイクロプラスチックを飲み込んだ魚を私たちが食べることで、体内にマイクロプラスチックが入り込む可能性があります。

現時点(2022年9月)で人体に影響を与える十分な研究結果はありませんが、人体に影響を与える可能性が心配されているのです(注2)。

人体の健康を損なう可能性があるマイクロプラスチックを低減するためにも、ペットボトルの使用は避けたいですね。

漁獲量が減少する

3つめの悪影響は、漁獲量が減少することです。

マイクロプラスチックを飲み込んだ魚は水産品として扱えなかったり、マイクロプラスチックによって傷ついた魚が死んでしまったりして、漁獲量が減ってしまいます。

また曳網にかかるプラスチックごみの量が増え続けると、漁獲量が減ってしまう可能性もあるのです(注3)。

漁獲量が減ると私たちの生活にも影響を及ぼします。漁獲量を減らさないためにも、ペットボトルの使用は控えましょう。

観光客が減少する

4つめの悪影響は、観光客が減少することです。

プラスチックごみが増えると、海は汚れてしまい観光客が寄りつかなくなります。プラスチックごみが漂流した海を観光したいと思う人はいないでしょう。

みなさんもきれいな海を観光したいと思うはずです。

きれいな海を保護し、観光客を減らさないためにもペットボトルの使用は控えたいですね。

マイボトルを持ち歩くなら

エクア ウォーターボトル

マイボトルを持ち歩くなら「エクアボトル」がおすすめです。

エクアボトルをおすすめする理由は、5つあります。

  1. 最大750mの大容量
  2. ガラス製のボトルで衝撃に強い
  3. 持ち歩きやスポーツなど利用したいシーンによってモデルを選べる
  4. デザイン性のある見た目でおしゃれを演出
  5. ガラス製ならではの口当たりで飲みやすい

エクアボトルには、マイボトルに欲しい機能性やデザイン性が備わっています。他の商品と比較しても負けない魅力がありますので、これからマイボトルの購入を考えている人は、ぜひエクアボトルの購入を検討してみてくださいね。

また、エクアボトルは「ECO(エコ)」と「AQUA(水)」をかけあわせた言葉がブランド名になっています。

エクアはマイボトルの発売当初から、持続可能な活動を目指して取り組んできました。その結果これまでに、約6億5100万本のペットボトル削減に貢献しています。

またペットボトルの削減には、世界のさまざまな企業様も取り組んでいます。ペットボトル削減の施策として従業員へ「マイボトルの配布」をおこなっている企業様もいるほどです。

マイボトルの配布をおこなう企業様にも、エクアボトルはおすすめできます。

エコに貢献できることはもちろん、自身の企業のロゴを入れられることも魅力の1つです。

マイボトルの配布をお考えの企業様は「エクアボトル」もご検討いただけますと幸いです。

ペットボトルよりもマイボトルを

今回は「マイボトルとペットボトルの違い」をテーマに「利便性」「金銭面」「環境面」で比較し、またペットボトルによる環境問題について解説しました。

飲み物を持ち歩くならペットボトルではなく、マイボトルにしましょう。

マイボトルを持てば金銭面でのメリットだけなく、環境にもやさしくできます。

これからマイボトルの購入を考えている人は「エクアボトル」も候補にいれて、検討してみてくださいね。

きっとマイボトルを持つ魅力に気付けますよ。

出典:

注1 リユース可能な飲料容器およびマイカップ・マイボトルの使用に係る環境負荷分析について|環境省

注2 こども環境白書|環境省

注3漂流マイクロプラスチックを含む漂流・海底ごみの分布調査検討業務|環境省

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